新型コロナウイルスの感染拡大によっていろいろが大きく変化しました。
今、保育にどのように向き合っていくべきか、それは園長先生をはじめ保育にたずさわられる皆さま共通のテーマではないでしょうか。
この問いに対して、私たち栄養セントラル学院では、オンライン研修の開催を増やし、保育現場の事例から、すぐに活かせること・ものを知る機会を増やし、知恵を重ねながら、限られた時間に多くの課題を見つけ、その課題に向き合い寄り添うための日常の担保であると考えています。
栄養セントラル学院の研修では、様々な事例や問いをお伝えします。それらが日々の保育の振り返りや、コロナによって失われた研修機会を、少しでも補うことにつながれば幸いです。
栄養セントラル学院では、これまで厚生労働省・都道府県等より委託を受け、保育士保育者訓練養成科を20年以上開講し、多くの保育現場で働く保育士・栄養士・調理員等の保育職のプロを輩出してまいりました。
また、多数の保育現場をよく知る栄養セントラル学院の講師陣は、現場で活かせる考え方や技術を伝授する、課題に寄り添い解決する問題解決能力のあるプロを育てることに注力して参りました。
単なる勉強会や研修とは違う“現場に直結する学び合いの場”である栄養セントラル学院の研修・講座を受講された受講者の多くは、受講後、保育とのかかわり方が大きく変わったとおっしゃいます。
近年、子どもや子育てを取り巻く環境が変化し、保育所に求められる役割も多様化・複雑化する中で、保育現場で働く保育士、栄養士、看護師、調理員等保育にたずさわる者には、より高度な専門性が求められるようになっており、日々の保育者としての業務に加え、各種の研修機会の充実によって、その専門性を向上させていくことが重要となっています。現在、保育現場においては、園長、主任保育士の下で、初任後から中堅までの職員が、多様な課題への対応や若手の指導等を行うリーダー的な役割を与えられて職務にあたっており、こうした職務内容に応じた専門性の向上を図るための研修機会の充実が特に重要な課題となっています。そして、新人として配属された保育者等も、現場ですぐに活かせる正しい考え方や課題に向き合える力が求められています。手探りで行う保育から、確かな手ごたえをつかむことのできる保育へ、栄養セントラル学院の研修を通じて変革してください。
栄養セントラル学院の研修の実施にあたっては、事例を重んじます。
講義形式のほか、演習やグループ討議等を必要に応じ組み合わせることにより、より円滑、かつ、主体的に受講者が知識や技能を修得できるよう、工夫しつつ、生きた学びを展開していきます。
研修修了時には、実際に受講された内容を具体的に証明することで、受講された研修内容に関する知識及び技能の習得状態とそれを実践する際の基本的な考え方や心得の認識の所在を明らかにすることができます。
受講者には、必ず受講後、課題に沿ったレポート提出を義務付けて居ます。そして、受講内容を丁寧に整理してふりかえることで、研修で学んだことや理解したこと、自らが担うこととなる保育内容等と関連付け、今後役に立てていくことまで、紐づけていきます。
研修をしっぱなしにせず、研修修了者に対し、受講内容の修了証を交付するところまでがセットになった研修です。
研修は、各園や自治体単位でお申込みいただき、講師が出向させていただく場合と、オンライン研修(ZOOM等)でつながって学びを深めていく形式とから、希望に合わせてお選びいただけます。ZOOMに繋ぐだけの環境設定出張(機材リースタイプ)も可能です。
2時間完結型、半日(3時間半)型、1日間(5-6時間)終日型、及び2日間、3日間…と目指す内容や時間等によって、希望の日程時間を指定していただけます。
管理栄養士・保育士・医師が、保育現場で実際に起こりうる豊富な事例を用いて、保育園の子どもたちの状況に合わせた関わり方、食事提供、保護者対応等を分かりやすく解説します。
・食育に関する理解を深め、適切に食育計画の作成と活用ができる力を養う。・アレルギー対応に関する理解を深め、適切にアレルギー対応を行うことができる力を養う。・他の保育士等に食育・アレルギー対応に関する適切な助言及び指導ができるよう、実践的な能力を身に付ける。
管理栄養士・保育士が、保育現場で実際に起こりうる豊富な事例を用いて、保育園の実情を踏まえた給食の在り方、食育の展開等を分かりやすく解説します。
保育所給食の献立の在り方、食べることと育ちとの関係性、食を通じた保護者支援、監査対応を視野に入れた給食室の実際、食物アレルギー対応の基本と応用、発達に向き合う食べることへの関わり、好き嫌いへの向き合い方、味覚の発達、食行動の問題への対応等。
保育所幼稚園そしてその先につながる小学校の子どもたちすべてのステージで指導を重ねてきた講師(幼稚園教諭・保育士)が、実際に子どもの発達特性に応じた保育現場で使えるあそびの数々を、伝授します。
子どもに対する理解を深め、保育者が主体的に様々な遊びと環境を通じた保育の展開を行うために必要な能力を身に付ける。
保育現場の実際を知る保育士・キャリアコンサルタントが、保育現場で働くことの本質を丁寧に紐解きます。
主任保育士の下でミドルリーダーの役割を担う立場に求められる役割と知識を理解し、自園の円滑な運営と保育の質を高めるために必要なマネジメント・リーダーシップの能力を身に付ける。
保育現場の実際の事例になぞりながら、保育士・キャリアコンサルタントが、保護者支援に必要なこと・ものを、共に考察していきます。
保護者支援・子育て支援に関する理解を深め、適切な支援を行うことができる力を養い、他の保育士等に保護者支援・子育て支援に関する適切な助言及び指導ができるよう、実践的な能力を身に付ける。
医師・助産師らが、保育現場に照らし、実際に起こりうる事例を展開し、保健衛生・安全対策のポイントを、現場で使えるレベルに置き換え学びを深めます。
安全対策・保健衛生に関する理解を深め、適切に園内で対応できる力を養う。・安全対策に関する理解を深め、適切な対策を講じることができる力を養う。・他の保育士等に保健衛生・安全対策に関する適切な助言及び指導ができるよう、実践的な能力を身に付ける。
保育分野の音楽の専門家が子どもたちを想定した保育園における音楽の本質を示し、発達や情緒に関わるたのしい音楽、現場で活かせる音あそびを伝授します。
うたう、おどる、からだをうごかして心地よさをおぼえる、音にのせて気持ちを伝える…、子ども時代に五感を使ってあそぶ遊びの展開の技術を実際の場面設定のもと伝えます。